園内研修をしています

朝晩がだいぶ涼しくなってきて、秋らしさが感じられるようになってきましたね。
夏の終わりはなんだか寂しく感じてしまいますが、幼稚園には子どもたちの声が元気に響いて、寂しさなんて吹き飛ばしてくれています。
さて、すみれ幼稚園では園内研修と題して、その時々に応じた課題やテーマを設定して、話し合いをしたり、教科書からワークをひっぱってきて事例と共に考えを深めたり、時には体を動かしたりして、定期的に研修会をしています。
保育・教育という世界には、絶対的な答えはなく、いつも試行錯誤です。だからこそ、その瞬間の子どもの姿をとらえようと向き合い考え続けることが大切だと思っています。ですが、先生といえど完璧になんてなれるはずもなく、一人で考えるだけでは行き詰ってしまうこともあります。
なので、すみれ幼稚園では、先生同士のコミュニケーションや会話、意見の交換なども大切にし、チームワークで全園児を見ていけるようにと心がけています。そのきっかけの一つとして園内研修をしているのです。
1学期には、幼稚園をこんな風にしたい!ここを改善したらどう?など意見を出し合いました。その結果、子どもたちが野菜を植えられる畑がふえたり、木のおままごとが増えたり、砂場の上にタープがかかることになりました!
少しずつでも、子どもも大人もよりワクワクできる環境にしていきたいと思っています。
それから、先生たちのおススメの絵本も紹介しあいました。絵本を読むことは、毎日当たり前にある些細な時間ではあるのですが、クラスの子たちと心を通わせる時間として大切にしたいと思っているのでこのような機会を作りました。

私たち自身が豊かでいられるように、子どもたちを柔らかい心と頭で見守れるように、様々な形で勉強し続けていきたいと思っています。