積み木で遊ぼう




テーマを「積み木」に設定し活動をしました。(令和7年9月11日・令和8年1月27日)
このテーマにした理由は、自由に形を変えられる教材として、積み木が望ましいと考えた為です。
子どもたちの「積み木で船を作りたい!」というワクワクした一言から、新しい大型積み木を使った活動が始まりました。
箱を開けた瞬間、子どもたちの瞳は期待でキラキラ。重い積み木も「一緒に持とう」と友達と声を掛け合い、力を合わせて運ぶ姿に、クラスの絆と頼もしさを感じました。いざ作り始めると、「高さを揃えるにはあと何個かな?」「崩れないようにこの形を下に入れよう」と、まるで小さな科学者のように夢中で考え、工夫する姿が随所に見られました。
また、「お部屋も作ろう!」といったアイデアが出たときも、お互いの思いを言葉で伝え合い、みんなが納得する形を自分たちで見つけることができました。完成した船での「海賊家族ごっこ」は、翌日以降も続くほどの大盛り上がり!みんなで一つの目標を達成した喜びは、子どもたちの大きな自信に繋がったようです。新しい積み木をきっかけに、「協力する心」や「考える力」がぐんと育った素晴らしい体験となりました。
振り返りとして・・・
新調した積み木の開封時、幼児が見せた豊かな表情や即座に活用しようとする意欲は、新しい素材に対する強い当事者意識の表れでした。教室への搬入段階から、個々に運搬に励む児と集まった素材で構成を始める児が自然に役割を分担するなど、クラス全体に積み木の楽しさを共有する高揚感が醸成されました。活動が構成遊びへ移行すると、囲いのある家や隠れられるお城など、互いのイメージを出し合いながら形にする「イメージの具現化と共有」が顕著に見られました。また、製作過程で見られた「形の選択」「構造の組ませ方」「必要数の計数」といった姿は、自ら「考え、確かめる」数学的・物理的な探究心の深まりを示しています。
完成後の達成感は、数日間にわたる「ごっこ遊び」の持続と、他児の作品を繋げて新しい遊びを創出する「共創」へと発展しました。本活動は、積み木という素材を媒介に、友達との協力、イメージの表現、遊びの深化といった多様な学びを総合的に体験できる、教育的価値の高いプロセスとなりました。
これらの活動は、「とうきょうすくわくプログラム推進事業補助金」を利用して行ったものです。










