夏休みの先生たち

今日は夏休みの間、先生たちが何を過ごしていたのか聞いてみました!

オリンピック、パラリンピックを応援したり、お菓子を作ってみたり…。

それだけでなく、お休みを利用して研修会に参加し、職員でもその内容を共有し、

もっと子ども達のためにできることはないか、保育を高め深められないかと模索しています。

今回は文字が多くなってしまいそうですが、職員で共有した内容の一部をお伝えしたと思います。

 

最近よく耳にする ‘‘遊びは学び‘‘ ‘‘非認知能力を育む‘‘ ということ。

大学の先生や保育の現場に長く携わっている方、多くの方々が研修会でもお話しされています。

でも遊びとは一体何を指す言葉なのか、非認知能力を育むにはどうしたらいいのか。

そんなところを専門にしているのが私たちの職業です。

 

研修会でお話ししてくださる先生方の話を聞き、「その通りだな」と思うことが沢山あります。

その中で「子ども達は学ぶために遊んでいるわけではない」とお話がありました。

確かにその通りですよね。みんなに‘‘こんな風に育ってほしい‘‘ ‘‘こんなことが出来るようになってほしい‘‘と

思いは沢山あります。

しかしその願いが強ければ子ども達の身になるのか、というとそうでないこともあるかもしれません。

 

今‘‘遊び‘‘という言葉が世間で混乱し、誤解を生んでしまっていることがあるそうです。

「水泳遊び、体操遊び、と語尾に‘‘遊び‘‘はついているけれど、内容は本当に遊びなのか」

「遊んでいるだけでは能力は向上しない」と否定的に捉えられてしまったりなど

‘‘遊び‘‘という言葉の捉え方はとても難しいです。では遊びとは一体どの部分を指して言うのか。

研修会の先生によると ‘‘子どもたちが自己決定したことが遊び‘‘ となるそうです。

では何をしていてもいいのか。好きなことだけをしていればいいのか。というわけでもありません。

子ども達の自己決定と指導するバランスがとても大切なんだそうです。

経験してほしい事は一体何なのかを明確にし、指導は自己決定を引き出すために最小限に留めること。

たとえば、縄跳びの跳び方はどうするか。何回跳ぶか。そうして自分で考えることで、より多くの達成経験が得られるそうです!

子ども達の育ちは小さな小さな積み重ねの繰り返しです。

その積み重ねのお手伝いを沢山していきたいと感じました。

また、職員も研修会で得られたことを沢山積み重ねていきたいと思います!