年長さんと園外保育

22日(火)に、年長組と全職員で園外保育に出掛けました。
目的地は「一本杉公園」
手段は「徒歩」
よこやまの道を使い、幼稚園から約2時間半歩きました。
計画した当初は、
「あの子たち、歩けるかな」
「疲れ過ぎて楽しめないんじゃないかな」
と、心配が山盛り。
心配の元は、春の遠足での子どもたちの様子にあります。
「つかれたぁ~」
「まだあるくの~」
楽しいハズの動物園でしたが、思っていたよりヘトヘトな様子が見られました。
このコロナ禍で、身体を動かすことや外出する機会が減ったことが背景にあるようです。

この計画を立ててからは、比較的遠い公園へ出かける回数を増やしたり、
地図付きのポシェットを作成して自分たちで見通しを持って歩けるように、
また、木の実や葉っぱなど、見つけた宝物はポシェットに入れられるように工夫したりしました。

当日は、快晴。
風もなく、気温も丁度よくコンディションは最高。

子どもたちは最初から最後まで、
地図を見てはどの辺かを自分たちで確かめ、
大きな葉っぱを見つけては羽に見立てたり、案内係の旗に見立てたり。
木の実や宝物になりそうな石を見つけては拾い、ポシェットに詰め込んでいました。
「頑張って!!」
「偉いね」
などの励ましはほとんど必要なく、前へ前へとただただ歩くのを楽しみ、自然や周りの風景を
楽しむ姿がそこにはありました。
途中にあった給食センターから漂う美味しい匂いに、
「いいにおい~」
「カレーかな」
「からあげじゃない?!」
なんて会話も弾みました。
もうすぐみんなも1年生。
給食を食べる日も近いです。

一本杉公園に到着した時には
「やぁった~~!」
の歓声が上がりました。

そこには疲れた顔ではなく
達成感に満ち溢れた
キラキラとした顔がありました。

到着後はすぐにお弁当を食べ一休み。
暫く公園で遊んで、
帰りは園バスにお迎えに来てもらいました。

帰りの車中では
「あっ、さっきここのトイレによったね」
「あそこのみちをあるいたよね」
と、嬉しそうに話す姿がありました。

よく頑張った年長さん。
またひとつ大きくなりました。